てりーのtechブログ

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我次郎MICによる細かすぎて伝わらないMCバトル!【フリースタイルダンジョン2019年1月29日】

こんにちは、てりーです。

 

先週に「人生で初めてイベントに出た!」って話をしましたが、それ以来イベントの予定が着々と増えてます。

 

まずは2/2の下北沢LagunaでのMCバトル参加

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自分の好きなニガリとハハノシキュウが来るのでLIVEとしても楽しみです!

大会は2年ぶりぐらい。。

前回1回戦負けなので、人生初勝利を目論みます!!

  

さて、ここからはフリースタイルダンジョン2019年1月29日放送分について考察していきます。

 

この記事の楽しみ方

2019年1月15日のフリースタイルダンジョンを視聴して考察を考えたい人。またラップの関連知識をつけて毎週の放送をより楽しみたい人

 

 

今回はバトルとしては面白いところもありましたが、番組としては完全に箸休め回という印象でした。

 

 

群馬の天然危険人物??我次郎MICが登場!

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我次郎MICと言えばギャグに振り切ったスタイルとバトルのたびに変わる衣装が特徴のMCです。

 

時にはフリーザになったり。

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ピエロになったり

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アイドルラッパーのMIRIちゃんより色物になってみたり。

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バトルじゃなかったら職質対象ですね!ww

 

そんな我次郎MICがレゲエ回なのに視聴者投票枠で参加しました!

視聴者投票枠については次回書きます!

 

1st battle 我次郎MIC vs FORK

総じてスタイルウォーズです。

そして、1st battleで会場とモンスターを沸かし切って我次郎MICは散っていきました!

 

ラップのスキルでは明らかにFORKの方がうまいのですが、それでもなんとも言えない会場の空気で3rd roundまでもつれ込みます。

 

我次郎の良さが出た良いバトルだし、ギャグラップとして面白かったんですが、テレビを見ている僕と、現場の盛り上がり方に差を感じました。

 

我次郎MICとFORKのバトルは「細かすぎて伝わらないMCバトル」

 

我次郎MICが細かすぎてな理由①  ネタがマニアック

本家の細かすぎてでは、取り扱っているネタは一流のネタではありません!

本来ならある一定層にしかウケないマニアックなネタがほとんどです!

 

我次郎MICのバトルにもそういったマニアックな要素をすごく感じました。

王道の韻やFLOWではなく、衣装、相手イジリなど完全なる邪道路線。

 

完全に身内に向けてます!

「性は我次郎、名はMIC」

「ズクズク、もうすでに踏んで見ましたみたいな韻はやめろ!上品だ!」

「しらねえ、しらねえ、しらねえ、ヒラメ」

 

モノマネ芸人よりモノマネに行き切っていて潔いです!

まさに「細かすぎて」「あらびき芸」と言いたくなる様な絶妙な完成度にこの日の我次郎MICは仕上がっていました。

 

我次郎MICが細かすぎてな理由② 予定調和な空気感

まずこれです!予定調和です。

細かすぎてと言えば必ず最後に演者が奈落に落ちる!あの予定調和が醍醐味の1つです。

 

見ている人も落ちると分かっていて、そろそろ落ちるって事も分かっていて、落ちるタイミングまで予想できるのに笑ってしまう!

演者もどれだけ似ているモノマネをしても最後には奈落に落とされると分かっていながらもネタに興じ、どうやって散っていくのが美しいかを考える。

 

細かすぎて伝わらないモノマネは予定調和の美学が詰まった番組だと思っています。その空気感がフリースタイルダンジョンでも出来てしまいました!

 

我次郎MICが出てきて、相手がFORKだった時に、会場全員が1st roundで我次郎MICが散っていくことを確信しています。それだけなら下馬評でFORKが有利!で済む話なのが、我次郎MICも自分が1st roundで負ける事を良しとしている様に感じました。

 

まるで奈落に落ちると分かって細かすぎるモノマネのする芸人の様に、我次郎MICは1stで負けると分かっていてフリースタイルダンジョンに挑みにきた様な。

そして会場も3rd roundまでもつれながら、散ることが決まっている我次郎MICのネタが予定調和的に終わり。

 

モンスタールームの呂布カルマとの絡みで「10万円で帰ってました」と言って帰って言った時に、まさに細かすぎてで奈落に落とされたあの感覚や!と思いました。

 

我次郎MICが細かすぎてな理由③ 会場の空気がめちゃくちゃ身内ノリ!

これも細かすぎての特徴なのですが、ネタが完全に身内向きなんですよね。

それでスタジオにいるタカさんや関根さんが大爆笑している。

 

よくわからないけど、みんな笑っていて楽しいから、番組として面白い!!

これがとんねるずの持つ。視聴者を身内に巻き込んでいく空気作りです!

 

そして1/29日のフリースタイルダンジョンの会場からはそれと全くう同じ空気感を感じました。

 

我次郎MICのバトルでまず会場がブチ上がります!

 

そして普段のバトルだったら、めちゃくちゃ良いパンチラインが決まった時にしか見られないんですが、審査員もめちゃくちゃブチ上がっていきます!

 

ERONEさんやKENさんは見た事もないぐらいに身をよじらせていて、現場の盛り上がりが尋常じゃないことが伝わってきます。

 

さらにはワイプで抜かれているモンスターたちもブチ上がります!

君ら次戦うかもしれないのに、そんな緊張感でよいの?って感じですよ!笑

R-指定なんて人殺しみたいな目でチャレンジャー見てましたよ!

 

そんな感じで、会場中が爆笑している現場をテレビで見ていると、自然とその爆笑に飲み込まれていくんですよね。

 

まとめ

今回は我次郎MICのバトルについてまとめて行きました。

 

会場のモンスターや審査員などの身内に向けてネタをやった我次郎MIC。

そのネタでこれでもか!ってぐらい爆笑していた審査員やモンスター!!

 

完全に現場の身内ノリをテレビを通して見せつけられた様に感じました。

abemaでのニュースラップやラップスター誕生など最近ラップのバラエティー化を感じますが、番外編でなくバトルでここまでフリースタイルダンジョンがバラエティーするとは思っていませんでした!

 

おそるべし。

 

今回が思ったより長くなっちゃったので、番組後半にあった年末のバトルや視聴者投票に関しては別でもう1つ記事を書こうと思います。

 

てりー。