てりーのtechブログ

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【ラップ初心者必見】MCバトルで勝てるようになる練習方法

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こんにちは、てりーです。

先日、「戦極春一番杯」っていうMCバトルに大会に参加して来ました。

結果は2回戦敗退です!

 

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しかし、1ヶ月前に出た大会では1回戦負けで、観客の声が全く上がらないレベルだったので、自分の成長を感じました。

 

今回はMCバトル1回戦ボーイだった僕が、1ヶ月後の大会で勝てる様になった心構えや練習方法についてまとめます。

 

 

こういう人にオススメ

・ラップが上手くなりたいけど、練習の仕方が分からない

・短期間でMCバトルで勝てる様になりたい

 

 MCバトルで勝つ為の大前提は第三者に伝える事

そもそもMCバトルに勝つには

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MCバトルの勝敗は観客の声援によって決まります。(大きい大会で審査員などいる場合は別)

なので、ラップ自体が第三者である観客に響かない限り、MCバトルに勝つことは出来ません!

 

当たり前の事の様に思えるかもしれませんが、これをしっかりと実践できるレベルになるには相当な練習が必要です。

 

当事者と第三者の間にはとてつもない温度差がある

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全ての事柄において、本人とその周りの人の中には決定的な温度差があります。

これはMCバトルも例外ではありません。

 

自分たちが想像している以上に周りは話を聞いていません!

例えば、街で言い争いをしていて熱くなっているおっちゃんがたまにいますよね。

おっちゃんの間ではめちゃくちゃ熱くなって喧嘩しているけれども、そこから見ている人からしたらどっちが悪いとか、正直どうでも良いし、なんでそこまで熱くなっているのか分からない。

 

そういった事は、ちゃんと意識しないとMCバトルでも起きてしまいます。

 

第三者に伝える為の心構え

これはシンプルです。

第三者に向けてラップをするのです!!

 

 対戦相手に向けてラップをするのではありません。

対戦相手を「テーマ」にして、第三者に向けてラップをするのです!!

 

これに尽きます。

対戦相手はあくまで話題の提供者であり、伝えるべき相手ではありません。

仮に対戦相手を論破したところで観客に全く伝わってなかったら勝てない世界なのす。

 

第三者に伝えるには音量と音程が基礎レベルで必要

音量と音程が最低限できれいれば、第三者は聞ける!

多くの初心者MCが内容云々の前に負けている!

これは現場でMCバトルの大会に出て、一番驚いた事です!

 

フロアで聞いていると、ちゃんと声が聞こえないMC、音が取れてなくて聞きたくなくなるMCが一定数います。

 

こうなってしまうと勝ち負け以前に、勝負のステージ上がれてないっていう判断をされえてしまうので、最低限の音量と音程を調整する力が必要です。

 

 音量の調節にはマイクの使い方が大事

 

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音量に関してはマイクと口の距離が密接に関係して来ます。

「マイクの使い方がなってねえ!!」ってdisられるMCは口とマイクが遠過ぎて音が拾えていない事が多いです。

 

MCバトル用にマイクは結構な大音量が出る事が多く、カラオケで熱唱する様に歌うと音が割れてしまうので、注意が必要です。

 

音量を一定に保つ方法はマイクと口の距離を常に一定にする事が重要になります!

意識しないで持ってると、身振り手振りにつられてマイクと口の距離がブレブレになってしまうので、観客から見たら不安定なラップになってしまいます。

 

音程を調節する為には「歌う」ではなく「語る」

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ラップは音楽なので、音程が取れてる事が大前提になります。

 

そりゃあ歌が上手いに越した事はないです!

そういう人は鎮座ドープネスやMAKAの様にフロウを武器にできるからです。

 

しかし、必ずしも歌が上手い必要はありません!

ぼくも歌は得意ではなく、学生時代はクラスで出る合唱コンクールで何度も苦渋を舐めさせられて来た立場の人間です。

 

そういった人間は歌わずに語りに徹しましょう!!

普段のカラオケと違い、歌声よりも地声で歌う事が大事になって来ます!

「歌う」っていうより「語る」の方がイメージしやすいですね。

 

歌うと音程が外れる事もありますが、地声で喋ってる事の延長線上でラップをすれば、音程が取れなくなるケースはほとんど無くなります。

 

有名なラッパーたちの動画を見ても歌ってるタイプの人より、地声と同じトーンでラップしている人の方が多かったりするので、チェックしてみてください。

 

音量と音程を基礎レベルにする具体的な練習方法

マイクを使う練習はMCの必修課題

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まずはこれに尽きます!

マイクを使うことに慣れないと現場で良い発声は出来ません。

 

これに対して一番良い方法は

・実際に現場に行く事

・どこかのサイファーに行く事

 

これに限ります。

大会に行くと、実際に使っているマイクの音量がどの程度なのか。どのぐらいの声を出すとどのぐらい響くのかが分かります。

 

また、スピーカーでビートを流しながら、マイクを使っているサイファーも増えて来ているので、サイファーでもマイクの使い方を学ぶ事ができます。

 

しかし、サイファーもMCバトルも日程や場所が決まっていて、参加できない!って人も多いと思うので、1人でも出来る練習方法も紹介します。

 

カラオケなら1人で空いた1時間でもマイクを使う練習ができる

当たり前ですが、カラオケに行けばマイクがあるので練習ができます。

さらに最近のjoysoundには戦極のビートが入っているので、友達と行けばMCバトルも可能です。

(実際の僕もjoysoundでの練習に明け暮れましたw)

 

ここで自分の声がマイクを通してどの様に聞こえるのかをしっかりと確認してください。

 

動画・ボイスメモで自分のラップを確認する

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ラップを始めて少し経つと自分では韻も踏んでるし、上手くラップできてるんじゃね?って思う時期がくると思います。

そういう時にこそ、自分のラップを動画やボイスメモで客観的に振り返ってください。

 

僕は試合は毎回動画に撮って後で10回以上見直していますし、現場に来れなかった友達のも見てもらって感想をもらったりしています。

 

そうする事で、自分がラップしていた時に出来ていると思ってたイメージと実際の自分の現状のギャップを見つける事ができます。

 

例えば、

・クールキャラの割に動画で見ると上半身の動きがうるさくてラップが耳に入ってこない

→カラオケで動画を回して、動きを調整する練習をしよう

 

・韻を踏んでいるのに分かりずらく、会場が湧かなかった

→韻の周りが詰めすぎない、韻の後に湧く為の余白を作る練習をしよう。

 

こんな感じでめちゃくちゃ問題点が見つかるので、これをやるかどうかが一番上達に関係してくると思います!

カラオケで自分でビートを流してラップして、それを録画して見返すのもオススメです!

 

初心者はとにかくマイクを使ってラップをやって、自分のイメージと実際の聞こえ方を近づけて行く事が重要になって来ます。

 

韻とかフロウとか内容はちゃんと第三者に伝わるラップが出来る様になったら意識して伸ばして行くと良いと思います。

 

よければフリースタイルダンジョンの考察も書いてるので、ぜひ!

上手い人のマイクの持ち方は参考になりますよ!