解決できなきゃ意味がない!!大学生がビジネスマンのための「解決力」養成講座を読んだよ!
こんいちは、てりーです。
最近自分の思考力が弱いなーと思って、知り合いの元経営コンサルタントの人に相談したらこんな本を紹介されました。
「ぼく学生なんだけどなー」と思いつつも気になったのでamazonでポチりました。
https://www.amazon.co.jp/ビジネスマンのための「解決力」養成講座-ディスカヴァー携書-小宮-一慶/dp/4887596405
amazonのリンクの貼り方分からないので、見難いと思いますがご勘弁を。
さて今回はこの本から学んだ問題解決の方法について買いていきます。
問題解決の順序
問題解決には正しい順序があります。
その順序にそって問題を見ていけば確実に解決できるので焦らず1個1個進めていきましょう。
1 取り組むべき問題の設定
本当に問題か考える
そもそも問題とは何か??
これに関してはいろいろな考え方があると思います。
ぼくは問題のことをこう捉えています。
「自分にとって好ましくない現象」=問題
こう考えると自分の周りには解決したい問題がいっぱいになります。
ぼくなら「月間10万PVに乗ってない」も問題だし「月収30万がない」や「大学まで家から遠い」も問題です。
そう考えると解決力を上げることで今よりも段違いに良くなっていきそうですよね。
今、対応するべき問題か?
問題=自分にとって好ましくない現象と考えると
— てりー (@teriteriteriri) December 15, 2018
多くの人にとって問題は無数にある
その状態が健全。
でも無数の問題を一気に考えることはできない。
だから
今いちばん重要な問題だけ集中すれば良い。
それが今をいちばん有効に生きてる事になる
今やるべきかどうかは問題を選定する上でとても重要。
それは人間には時間の制約がある為です。
有限な時間の中で結果を出そうと思ったら、今取り組むべき問題に集中する事が重要です。
その問題の「事実」を見極める
多くの場合の問題は様々なものに邪魔されています。
その様々なものを取っ払って一旦「事実」だけに注目してくださいい。
問題を的確に捉える為には
— てりー (@teriteriteriri) December 15, 2018
「事実」に着目する事が大事!!
「事実」とは自分の目で見たものの事。
「他人の意見」「経験からくる推測」「ニュースなどの第三者のバイアスのかかった情報」は一旦切り分けて
「事実」としてわかっている事だけで考えるべき。
問題の優先順位を考える
さて、多くある問題の中でどの問題から取り掛かったら良いのか迷ったら
優先順位をつける事をオススメします。
そうする事で今やるべき問題に集中できる様になるからです。
優先順位の決め方
ここでは緊急度・重要度のマトリクスを使います。
これは問題を緊急度・重要度の4つの領域に分けて優先順位を決めていこう。
という考え方です。
考え方の参考
ここで
「緊急かつ重要」は最優先課題です
「重要」も優先度高めで取り組むべきです!
そしてさらに差をつける為に
「緊急でも重要でもない」部分から
問題になりそうなものをいかに摘めるか
というのも大切になってきます。
なぜなら問題がないのが、いちばんの問題解決だからです。
最強の問題解決はそもそも解決すべき問題を減らす事。
— てりー (@teriteriteriri) December 11, 2018
もっと言えば解決すべき問題をなくす事。
小さな芽のうちに詰み取れる人ほど優秀
2 問題の根本になっている原因を見つける
どれだけ問題を選定しても根本的な問題を見つけられなかった意味ありません。
「朝早起きできないーっ」て嘆いてる人がいくら目覚まし時計をかけまくったり、早く寝てもストレスからの仮眠が根本的な原因ならそれを解決しない限り問題は解決しないのです。
ロジカルツリーを使う
その根本原因を見つけるために使うのがロジカルツリーです。
問題の全体像を把握した上で、原因を分解して行く為のツールです。
問題に対して下に原因をどんどん書き連ねてください。
例えば「利益が低い」という問題があったらロジックツリーはこうやって用いていきます。
この様に細分化を繰り返して、この問題がどういった要素から成り立って入るのかを考えていきます。
実際にロジカルツリーを使って分解しよう!とするときに重要なのが分解のツールを持っているかどうかです。
例えば今回の「売り上げが上がらない」という問題を分解しましたが、これは「マーケティングの4つのP」(product,price,promotion,place)というフレームワークを用いています。
この様に分解する際にその問題のフレームワークを知っている事で分解が格段にやりやすくなります!!
知識はツールです!
「なんで?」の繰り返す!!
この細分化をする時にオススメの考え方が
「なんで?」の繰り返しです!!
これを5回繰り返すと問題の根本的な原因が見えてくるとトヨタでも言われています。
「PRに問題がある」
「なんで?」
「・・・だから」
「なんで?」
「・・・だから」
「なんで?」
これを繰り返す事によって問題の根っこになって入る根本の原因を見つけましょう!
3 解決策を選定する
解決策は直感で判断しない!!
多くの人は解決策を直感で判断します。
それが最善かも考えずに。
例えば
「鼻水が出る」という問題が「花粉症である」という根本の原因から来るとしましょう!!
その時点で「病院行って薬もらわなきゃ!」
って思ってませんか??
実は花粉症に対しての解決策は
・ドラックストアで買える薬
・市販の飴など
・完全に外に出ない
・ヨーグルトや甜茶などで免疫つける
・生活習慣を見直す
・ツボを押す
などパッと考えただけでも出てきます。
これらのどれが1番適切かを考えずに直感だけで決めるのは危ない考え方です。
ぼくが解決策を選ぶときに使うのが「メリット・デメリット比べ」です。
コンサルタントの人なんかは「プロコンリスト」とも呼びますね。
メリットデメリット比べで最善策を選ぶ
下の図の様に解決策それぞれに対して、それを選んだ時のメリット、それを選らんだ時のデメリットを書いていきます。
メリットとデメリットを書き出していき。
デメリットが小さく、メリットが大きいものから順に優先順位をつけていきます。
失敗した時に最大限被る損害を検討する
ここで重要なのは失敗した時に最大限被る損害(ダウンサイドリスク)を検討する事です。
これはなぜかというとダウンサイドリスクの小さい物はどんどん試せば良いからです!!
逆にダウンサイドリスクが大きいものはいくらメリットが大きくても一度立ち止まって考えるべきです。
例えば9割の確率で1億円手に入る!!というめちゃくちゃメリットの大きい選択肢があっても1割の確率で1億円を失うなら安易にはみんな判断しないですよね!
お金だとみんな直感でわかると思うんですけど、他の問題でもこの考え方を導入してください。
1人で優先順位を決めない
いくらメリットとデメリットに関して考えきれていても最後、優先順位を決める際はどうしても主観が入ってしまいます。
これはどうしようもない事です。
1人の判断では完璧な客観的な判断はできません
なので複数人で優先順位は決めちゃいましょう!!
3人寄れば文殊の知恵
という様に3人ほどいれば十分です。
4 実行プランに落とし込む
さてここまで様々なことを書いてきましたがここで終わってはいけません。
会議なんかも原因を見つけて終わりになってることとかよくありますよね。
だからあえて言います。
問題は解決しないと意味がない!!
これを肝に命じて実行していきましょう。
ガントチャートを作る
ガントチャートとは、横軸に時間、縦軸にメンバーや作業内容を配置し、工程やタスク毎に作業開始日、作業完了日の情報を帯状グラフに表したものです。
作り方などはこちらを参考に。
PDCAを回す
いくらガントチャートを作ってもそれ通りに進まないことはたくさんあります。
そこで諦めずにPDCAを回してください。
PDCAとは
PDの部分はすでにできて入ると思うのでCAを繰り返しおこなって問題を解決に近づけましょう。
問題は解決しないと意味がない!と言いましたが多くの人がガントチャートまで作っていながらPDCAを回せなくなり、問題を解決できないで散っていきます。
原因を突き止めるだけの分析官になるのではなく。
実行し問題を解決する事に誇りを持ちましょう。
まとめ
今回は問題解決という分野に絞って考えていきました!!
ぼく自身もまだまだ問題解決は未熟なのでこの記事は何回も見直す事になりそうです。
1 正しい問題をみきわめて
2 根本の原因を突き止めて
3 解決策を見つけて
4 実行する
これがしっかりとできる様になれば人生はずっと楽になると思います。
てりー。